「若い時の苦労は買ってでもしろ」その本質はなに?
起業当初はHPも名刺もロゴもなんでも用意しないといけない。どれをプロに頼むのか、どれを自分でやるかの判断を資金、時間、経験、費用対効果など様々な点を考慮して判断しなければならない。
大きなカテゴリでいうと、私はセンスの問われるロゴはプロにお任せ。
そしてHPは自分でワードプレスを使い作るという判断に。
会社の資金的には、全てプロにお任せする選択もあったが、HPは自分で作ることを選択した。なぜなら、今資金があっても一瞬で消えるからだ。恐ろしいほどに一瞬でなくなっていく。だからHPという一番経費がかさむ部分は自分の睡眠時間を削ってでも作ることにした。
この判断には賛否両論があると思う。「経営者ならばその制作時間をプロに任せて、売上を作る動きをすればいいだろ」とか。「計画的に動いて起業する前にHPを作ればいいだろ」とかね。
一番良い選択はきっと「計画的に動いて起業前に自分でHPでも名刺でもロゴでも全てを自分でつくる」だと思う。
だから起業するまでに計画的な準備はおすすめしたい。
かといって、真新しいビジネスをやろうと思い起業をするなら、今は情報も何もかも早く常に変化し続けるから、競合が増え時代という流れに置いて行かれることもある。その場合は期限を決めて急ピッチに進めていくことをおすすめする。
やったもん勝ちの世界でもあるからね。
今回は自分でHPを作りコストを相当抑えたが、実はそれ以上に得られた物があると気付いた。
それは経験をしたことによる「感情」だ。自分で何かを作るということを経験すると、作っている人の気持ちを本当の意味で理解できるのだ。この気持ちを理解していることで、今度プロの方にお願いするときに必ず、スムーズにやりとりができるようになる。より良い物が出来上がってくる。
これは一つの経験として大きな収穫だった。
ビジネスは数字だけではない。人対人のやりとりが必ずある。想いやりを持ちつつ、様々な実体験で得た感情の元でコミュニケーションが行われる。
だから、自分でHPを作るという選択肢も良いと確信した。
コストを抑え、経験を得て、その経験から感情を得た。
コスト抑制×経験×感情=短期的売上の減少
コスト抑制×経験×感情=人間力+長期的売上増
時間はお金で買えないが、経験と感情もお金だけでは買えない貴重なことだ。
経験をするということは感情を得られる。
そこに「若い時の苦労は買ってでもしろ」という教えの本質があるのでは無いか。
「人間力」
今回は自分のメモという意味でも書きました。
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